味噌が無ければ塩を入れれば良いという母の豪快な味噌汁!? 【▲→トーノZERO→アニメ感想→あたしンち】

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　今日のあたしンちの感想。

サブタイトル §

第96回

「みかん、ちょっとスネるっ」

「目の毒、舌の毒」

　しみちゃんが気に入った山田さん。

　しかし、素晴らしいしみちゃんが、しょうもないみかんとばかり付き合っているのが納得できません。

　山田さんは、しみちゃんをスーパー銭湯に誘いますが、しみちゃんが湯あたりした場合に介抱してもらうために、みかんも一緒に行かせます。

　山田さんとしみちゃんは二人で盛り上がります。みかんは、一人で取り残されてすねます。

　しかし、しみちゃんが気にする湯あたりについての本を見つけて読み始めると、なぜかしみちゃんが大受けしていました。

　そのことが、山田さんには理解できません。

　母は、味噌を切らせていました。

　仕方なく、足りない分は塩を足してみそ汁を作ります。しかし、それは意外と問題なく家族に受け入れられました。

　母は味噌を買いに行きますが、いつもの安い味噌がありません。高い味噌は、どうせ味の分からない家族のことだから、ということで避けます。そして、いつもより20円高い味噌を買って帰ります。

　ところが、家族は味の差に気付きます。今度から、この20円高い味噌にしてくれと頼みますが、母は頑として受け入れません。母は、贅沢になれてはいけないとみかん達を説教します。

　しかし、それを聞いていなかった父は、このみそ汁美味いな、と平然と言います。

　贅沢に慣れてはいけない、という母の言い分はもっともですね。

　かつて、7つの海を支配したのがなぜフランスではなく大英帝国だったのか。それは、大英帝国のメシは不味く、粗食に耐えたからだという説がありますね。同様に、世界最強のアメリカ合衆国も、味音痴の国だから最強の地位を得られたとか。嘘か本当か知りませんが。

　しかし、それがどこまで母の本音か疑わしいところが、これまた面白いところですね。

　みかんの魅力が理解できない山田さん。人を見る目は難しい、ということでしょうか。